活動報告

第4回活動報告


第4回の活動報告です。

●活動日
2011年3月25日(金)

●救援物資
おにぎり1,090個(塩味)
ウェットティッシュ140枚×135個
男性用下着60枚
女性用下着110枚
フェイスタオル400枚
大人用紙おむつ4サイズ24枚入り1つずつ


●物資届け先
@石巻港湾病院:避難者数約350名
救援物資:おにぎり400個,ウェットティッシュ140枚×135個,男性用下着60枚,女性用下着110枚,フェイスタオル400枚,大人用紙おむつ4サイズ24枚入り1つずつ
A石巻市立釜小学校:避難者数約350名
救援物資:おにぎり690個


●おにぎり作り
湯本、佐々木、石川、鈴木(康)、田山、中谷、田路、進士、今野、水野、前森、西澤(以上RACCOON TENNIS TEAM)
小井塚(以上S.I.T.C)
計2団体 13名


●第4回救援部隊
湯本雄一(Raccoon 22代、TOYOTAプリウス)
佐々木友悟(Raccoon 23代、TOYOTAラクティス)
加藤裕人(Raccoon 23代、HONDA フィット)
中谷友哉(Raccoon 25代)
鈴木康太(Raccoon 25代)
田山奈央子(Raccoon 25代)
田路洋紀(Raccoon 25代)
水野峻(Raccoon 25代)
計8名

●報告
第3回でおにぎりの供給量を減らした方がいいと判断したので,今回はおにぎりの数を1,090個とし,代わりに日用品や衣類などの生活用品を持っていくことにした.今回の日用品は仙台市内のスーパー等で我々が購入したものを中心とした.

10:30頃 仙台出発
物資を車に積み,いつも通り仙台北部道路、三陸道を通って石巻河南ICで降りた。まず石巻の行政機関である石巻市役所に向かった。

11:30頃 石巻市役所到着
ボランティア担当部署で30分ほど会議をした結果,石巻港湾病院と釜小学校の2か所に物資を届けることになった.上記のように石巻港湾病院にはおにぎり400個と持ってきた日用品を全て渡すことにした.病院には入院患者やお年寄りが多く,道路状況が悪く物資が届くのが遅いという問題があったためである.また,いくつかの避難所には炊き出しを行っているところが出てきていた.しかし今回行った釜小学校は炊き出しが行われていないところであったので,おにぎりを渡すことにした.まず,港湾病院に向かった.


13:00頃 石巻港湾病院到着
北上川の下流近くに位置しているこの病院は5階建ての建物であったため避難所として機能していたのだが,周りの民家は廃墟と化していた.船が陸に乗り上げて民家の1階部分を貫いていた.この病院がある門脇というところは市役所からほんの少し東に行ったところにあるのだが,景色が違った.より河川に近づくほど被害は数倍以上であった.病院では主にそこで勤務している人たちが中心となって動いていた.彼らも辛いはずだが,患者や避難者たちに明るくふるまっていたのが印象強かった.物資も快く受け取ってもらえた.みんなで大量の物資を運んだ.最後に頑張ってくださいと言って病院を後にした.


15:00頃 石巻市立釜小学校到着
 釜小学校も石巻市役所から近い場所に位置していたが,内陸部のため,建物の倒壊などの被害はあまり見られなかった.炊き出しは行われていなかったので,おにぎりを受け取ってもらえた.だが,1日1個のおにぎりやパンの生活に慣れているためか2個食べてくださいと言っても戸惑いが見られた.その姿が心苦しかった.


●考察
今回はおにぎりの数を減らし,代わりに日用品の物資を持っていった.やはり日用品は不足しているところが多かった.だが自衛隊などの機関からも徐々に配給されてきているとのこと.下着や衣類などが足りない状況に変わりはなかった.日用品,衣類などはおにぎりと違い大きいため,大量の数を運ぶことはできないが,今後持っていかないといけないモノであるのは確かである.

今後の活動内容としては,日用品や衣類を中心に行っていこうと思う.

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